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» | 市販のダンゴ材:オススメは? |
» | 混ぜ方:まずサナギ粉に水分を含ませる |
» | ヌカ:特徴と入手法、amazonで買うなよ |
» | 砂:海砂、川砂、珪砂、アジャストサンド |
» | 押し麦:業務用スーパーが最安か |
» | サナギ粉:細びきを選ぶ、芯残りしにくくなる効果 |
» | アミエビ:強い効果と逆効果 |
» | その他の集魚剤:ニンニクチューブは? |
ダンゴ材はどのように用意すればいいですか?
1日だけお試しで紀州釣りをするならば釣具店で市販品のダンゴ材を買いましょう。紀州釣りを長く続けるのであれば自分で作ってしまえば安く済みます。
実は市販されている大抵のダンゴ材の適応水深は4~8メートルくらいに設計されています。全国の堤防の平均水深がその程度だからです。だから5メートル以下の水深ならばどこのメーカーのどのダンゴ材を使っても構いません。「高集魚力!」とか「チヌを寄せる!」とか、謳い文句によって自由に買って良いでしょう。
しかし5メートルを超える水深があるなら、ぜひ紀州マッハ攻め深場を使いましょう。このダンゴ材は初心者でも非常に握りやすく設計されており、初心者でも海底でダンゴを割らずに、ある程度保持することができます。
海底で1分程度ダンゴを割らずに保持することは非常に重要なテクニックです。クロダイという魚は警戒心が強いせいか動きが鈍く、ダンゴに近づいてくるまで平均1分程度かかるのです。(下図参照)
(平均1分というのは高活性期の話です。時季や場所によっては2~5分かかります)
海底に着いたらダンゴを早く割るのは、エサ取りの少なかった昔の釣り方です。別に私はその釣り方を否定するわけではありません。昔ながらの釣り方の方が良い釣果を出すこともあるでしょう。しかし私の経験則として、ダンゴを海底で1分程度保持する釣り方の方がたくさんクロダイが釣れます。
ということで、5メートルを超える水深ならば紀州マッハ攻め深場を使って、海底で1分程度ダンゴを割らずに保持しましょう。
また、紀州マッハ攻め深場はあまり手にベタベタしない、というのも良い特徴です。あくまでも管理人の感想ですが、その他の市販ダンゴ材は手にベタベタついて払っても全然落ちません。毎回水洗いが必要なくらい手にこびりついてきます。しかし紀州マッハ攻め深場だけは市販のダンゴ材の中でもあまり手にこびりつきません。
紀州釣りは手が汚れるから嫌だ。そう考えている人もぜひ紀州マッハ攻め深場を使ってみましょう。
ちなみに、ダンゴ材をヌカや砂を使って自作しても、紀州マッハ攻め深場と同等以上に手にこびりつかないダンゴ材となります。手にこびりつくのが嫌なら、初心者でも自作してしまうのも手です。
自作する場合 →季節や活性にあわせた自作ダンゴ材の配合例
そのほかの市販品のダンゴ材の注意点として、海水やサナギ粉やアミエビは、必ずメーカーの指示通りに入れることが挙げられます。
市販のダンゴ材の袋の裏には、必ず使い方が書いてあります。海水を200cc入れてくれ、アミエビを400cc入れてくれ……等。これらの指示を必ず守ってください。
紀州釣りではちょっとした水分量の違いで非常に釣果が左右されます。管理人もそうでしたが、初心者はそのへんを甘く考えがちです。ダンゴ材3kgの中に、たった100ccの海水を余分に入れるだけで確実に釣果は変化します。これは大袈裟な表現ではなく事実なのです。なので初心者はメーカーの指示通りにダンゴ材を作りましょう。
早く釣りがしたい気持ちは抑えて、全体をムラなく混ぜ込みましょう。
敢えて全体を混ぜ込まずに水分量を変化させながら釣る方法もあります。
それについてはこちらの記事をどうぞ →アミエビをダンゴ材の上部にだけ混ぜる、その意味
ダンゴを自作する前に、各成分の特徴を解説します。
メーカーリンク →釣武者(TsuriMusha)アジャストサンド
また、サナギ粉には集魚効果があります。アミエビを入れなくても、サナギ粉だけでフグやアイゴ、ベラやクロダイなどが寄ってきます。アミエビと違って冷凍物ではないので、後から追加しやすい集魚成分です。
ちなみに余談ですが、これ、実はカイコのサナギらしいです。シルクの原料として生糸を取られたカイコは釣りのエサとして再利用されていたんですね。
なので、くれぐれもアミエビは入れすぎに気をつけましょう。エサ取りが多ければアミエビは少量、もしくは入れる必要がありません。
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